注文住宅を建てたいけれど、「土地探しは何から始めればいい?」「予算はどのくらい考えればいい?」「土地選びで失敗したくない」と悩んでいませんか?
特に子育て世代の家づくりでは、通勤や通学の利便性だけでなく、子どもの成長を見据えた周辺環境や、土地と建物を合わせた予算計画まで考えることが大切です。土地だけを先に決めてしまうと、希望していた間取りが入らなかったり、想定以上に費用がかかったりするケースもあります。
注文住宅の土地探しで後悔しないためには、土地と建物を別々に考えるのではなく、家づくり全体を見ながら土地を選ぶことがポイントです。
この記事では、注文住宅の土地探しの流れをはじめ、失敗しないためのコツや注意点、土地と建物にかかる費用・予算の考え方、土地探しにかかる期間、ハウスメーカーと土地を探すメリットまで、6つのステップに分けて解説します。これから家づくりを始める方は、ぜひ土地選びの参考にしてください。
🏡 注文住宅の土地探し|まず知っておきたい6つのステップ
注文住宅の土地探しでは、土地だけを探して購入するのではなく、その土地にどのような家を建てたいのかまで考えながら進めることが大切です。
特に、土地と建物を合わせた予算や希望する間取りを早い段階で整理しておくと、候補となる土地を絞り込みやすくなります。
✎ STEP1:家族の希望条件と優先順位を整理する
まずは、どのような暮らしをしたいのかを家族で整理しましょう。
「駅に近い」「通勤しやすい」といった立地条件だけでなく、子どもの通園・通学、買い物、病院、公園など、日々の生活に必要な環境も確認します。
すべての条件を満たす土地を探すと、選択肢が狭くなってしまいます。そのため、「絶対に譲れない条件」と「できれば叶えたい条件」を整理しておくことが、土地探しのコツです。
✎ STEP2:土地と建物を合わせた予算を決める
注文住宅の土地探しでは、土地の価格だけを見て予算を決めないことが重要です。
土地を購入した後には、建物の建築費用だけでなく、土地の状況によっては地盤改良などの工事が必要になる場合があります。
そのため、土地と建物を合わせた総予算を考え、その中で土地にどの程度の費用を充てるのかを検討します。
住宅ローンを利用する場合も、土地と建物の資金計画を早めに確認しておくと安心です。国土交通省も、住宅取得に関する制度や税制について情報を公開しています。
参考資料 国土交通省
✎ STEP3:希望エリアで土地を探す
予算と希望条件が整理できたら、実際に土地を探します。
インターネットの土地情報や不動産会社、ハウスメーカーなど、複数の方法で情報を集めると候補を比較しやすくなります。
この段階では、土地の価格だけで判断するのではなく、土地の広さや形状、道路との関係、周辺環境なども確認しましょう。
また、同じエリアでも土地の条件によって価格や建築のしやすさが異なります。土地の価格だけでなく、「その土地で希望する家が建てられるか」という視点が重要です。
✎ STEP4:候補の土地を現地で確認する
気になる土地が見つかったら、できるだけ現地を確認しましょう。
インターネット上の写真や地図だけでは、道路の幅や周囲の建物、日当たり、騒音、土地の高低差などを十分に把握できない場合があります。
特に子育て世代の場合は、実際に周辺を歩いて、子どもとの生活をイメージしてみることも大切です。
昼間だけでなく、可能であれば時間帯を変えて周辺環境を確認すると、より具体的に暮らしをイメージできます。
✎ STEP5:土地と建物をセットで検討する
注文住宅では、土地を決めてから建物を考えるのではなく、土地と建物を並行して検討することが重要です。
土地の形状や道路の位置、方角などによって、建物の配置や間取り、駐車スペースの取り方などが変わるためです。
また、用途地域などによって建築できる建物の用途や規模に一定の制限があります。国土交通省によると、用途地域では建築物の用途が規制されるほか、容積率など建物の建て方に関するルールも定められています。
参照資料:国土交通省
そのため、「気に入った土地だから」という理由だけで購入を決めるのではなく、希望する注文住宅が実現できる土地なのかを確認しましょう。
✎ STEP6:土地購入から注文住宅の契約へ進む
土地と建物の計画、資金計画がまとまったら、土地購入と注文住宅の契約へ進みます。
契約前には、土地の権利関係や法規制、建築条件など、建築に関わる条件を確認することが大切です。
また、土地によっては建築協定などによって、建築物の敷地・位置・構造・用途・形態・意匠などについて一定の基準が設けられている場合があります。
参考資料:国土交通省
不明な点を残したまま契約するのではなく、専門家に確認しながら進めましょう。
🏡 注文住宅の土地探しで失敗しないための5つのコツ
注文住宅の土地探しで失敗を防ぐには、土地の条件だけではなく、建物や将来の暮らしまで含めて判断することが大切です。
① 土地だけでなく建物を含めた総予算で考える
土地探しでよくある注意点の一つが、土地に予算をかけすぎてしまうことです。
希望に近い土地が見つかっても、土地の購入費用が大きくなれば、建物や設備にかけられる予算が少なくなる可能性があります。
「土地はいくらまで」と単独で考えるのではなく、土地と建物を合わせて、家づくり全体でどの程度の予算にするのかを考えましょう。
② 希望する間取りが実現できる土地を選ぶ
土地の面積が十分にあっても、希望する間取りを実現できるとは限りません。
土地の形状や道路の位置、建築に関する規制などによって、建物の配置や大きさに影響が出る場合があります。
「広い土地=良い土地」と考えるのではなく、「希望する暮らしを実現できる土地か」という視点で選ぶことが重要です。
③ 立地・周辺環境・土地の条件を確認する
土地選びでは、価格や広さだけでなく、周辺環境も確認しましょう。
特に子育て世代の場合、保育園や幼稚園、学校、病院、公園、買い物施設などへのアクセスは、日々の暮らしやすさに関わります。
また、道路の状況や周辺の土地利用についても確認しておくと安心です。用途地域は土地の利用目的に応じて定められており、地域によって建築できる建物に違いがあります。
参考資料:国土交通省
④ 将来の家族構成や暮らし方まで考える
土地探しでは、現在の生活だけでなく、将来の暮らしも考えておきましょう。
子どもが小さい時期は保育施設への通いやすさが重要でも、成長すれば通学や買い物、公共交通機関など、必要とする環境が変わっていきます。
現在の家族構成だけでなく、子どもの成長後も暮らしやすいかという視点を持つことが、長く快適に暮らせる土地選びにつながります。
⑤ 工務店やハウスメーカーと一緒に土地を探す
注文住宅を建てる場合は、工務店やハウスメーカーに土地探しから相談する方法もあります。
土地と建物を一緒に検討できれば、その土地にどのような家が建てられるのかを確認しながら土地選びを進められます。
また土地探しと建物の計画を並行して進めることで、希望する間取りや予算とのバランスを確認しながら土地を選びやすくなります。
🏡 子育て世代が土地選びで確認したいポイント
子育て世代の土地探しでは、「今の暮らしやすさ」と「子どもの成長後の暮らしやすさ」の両方を考えることが大切です。
✎ 通園・通学や買い物など生活の利便性を確認する
子どもが小さい時期は、保育園や幼稚園への送迎、買い物、通院など、日常的な移動が多くなります。
そのため、土地の価格や広さだけでなく、生活に必要な施設へのアクセスも確認しておきましょう。
また、実際の通園・通学ルートを歩いてみることで、地図だけでは分からない道路状況や交通量などを確認できます。
✎ 日当たり・道路・土地の形状などを確認する
日当たりや道路との位置関係、土地の形状などは、建物の配置や暮らしやすさに関係します。
特に注文住宅では、土地の条件に合わせて間取りや窓の配置などを検討するため、土地を見た段階で建物の計画も一緒に考えることが重要です。
土地の形状や環境などは、土地の価値を判断する際の要素にも含まれています。国土交通省の地価公示制度でも、標準地の選定にあたり土地の利用状況、環境、地積、形状などが考慮されています。
参考資料:国土交通省
✎ 子どもの成長後も暮らしやすい環境を選ぶ
土地探しでは、「子どもが小さい今」だけを基準にしないことも大切です。
子どもの成長によって、必要となる生活環境は変わります。将来的な通学や交通手段、買い物なども含めて、長く暮らすことをイメージして土地を選びましょう。
🏡 注文住宅の土地探しにかかる費用と注意点
土地探しでは、土地の価格だけを見ていると、実際に必要となる費用を見落とす可能性があります。
✎ 土地代以外にかかる費用も考えて予算を組む
土地を購入して注文住宅を建てる場合、土地代と建築費だけでなく、契約や登記などに関わる費用、土地の状態によって必要となる工事費なども考慮する必要があります。
また、住宅ローンを利用する場合は、土地と建物の資金計画をまとめて検討することが重要です。
土地の価格だけを基準に予算を決めず、家づくり全体で必要となる費用を確認しましょう。
✎ 土地の価格だけで判断せず、建築費まで含めて考える
土地の価格だけで判断せず、土地の形状や高低差、道路との関係、周辺環境、建築に関する規制なども確認しましょう。
たとえば、土地の形状や高低差、道路との関係、周辺環境、建築に関する規制などによって、建物の計画や追加工事に影響することがあります。
そのため、「土地が安いからお得」と判断するのではなく、土地と建物を合わせた総額で比較することが大切です。
✎ 法規制や地盤など建築に関わる条件を確認する
土地を購入する前には、その土地にどのような建物を建てられるのかを確認しましょう。
用途地域によって建築物の用途が制限されるほか、建物の建て方に関するルールもあります。
参考資料:国土交通省
土地の状況や地盤調査の結果などによっては、地盤改良などの対策が必要になる場合があります。
専門的な確認が必要な項目も多いため、土地購入を決める前に、建築の専門家へ相談することをおすすめします。
💡 注文住宅の土地探しはプロに相談するのがおすすめ
土地探しを自分たちだけで進めることもできますが、注文住宅の場合は、建物まで含めて土地を判断する必要があります。
✎ 土地と建物を一緒に考えることで失敗を防ぎやすい
注文住宅では、土地の形状や道路、方角、法規制などによって、建物の配置や間取りが変わります。
そのため、土地を先に決めてから「この土地にどんな家を建てよう」と考えるより、土地探しの段階から建物の計画を並行して進めるほうが、希望する暮らしとのミスマッチを防ぎやすくなります。
特に、土地と建物の予算配分を早い段階で確認しておくことで、土地に予算をかけすぎるといった失敗も防ぎやすくなります。
✎ 希望の暮らしを実現できる土地を選ぶことが大切
注文住宅の土地探しで最も大切なのは、「条件の良い土地」を探すことだけではありません。
家族がどのように暮らしたいのかを明確にし、その暮らしを実現できる土地を選ぶことが重要です。
子育て世代なら、現在の生活だけでなく、子どもの成長や将来の家族の暮らしまで考えてみましょう。
土地探しと注文住宅を別々に考えるのではなく、土地・建物・予算・周辺環境をまとめて検討することで、納得できる家づくりに近づけます。
これから土地探しを始める方は、まず家族の希望条件と予算を整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。
🌿 KUMAKI。(熊木住建)が考える、家族の暮らしから逆算する土地選び
KUMAKI。(熊木住建)では、土地を単に「家を建てる場所」ではなく、家族の暮らしをつくる大切な要素の一つと考えています。
土地探しでは、価格や広さだけでなく、子どもの成長や家族のライフスタイル、通勤・通学、買い物など、これからの暮らしをイメージすることが大切です。
また、注文住宅は土地の形状や方角、道路との位置関係によって、間取りや建物の配置が変わります。そのため、土地と建物を別々に考えず、家づくり全体を見据えて土地を選ぶことが重要です。
土地探しから注文住宅の計画まで、ご家族の理想の暮らしを見据えた家づくりをサポートしています。
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