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採光のポイントは窓!快適な住まいの明るさ設計

  • 2025.3.07

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採光のポイントは窓!快適な住まいの明るさ設計

採光が重要な理由とは?

ー採光が快適な住まいに与える

影響採光は、快適な居住空間の欠かせない要素のひとつです。
自然光を効率よく取り入れることは、明るい空間をつくるだけでなく、それ以上の効果をもたらします。
明るく健康的な環境は、日常生活の質を向上させ、心身の健康に大きく貢献してくれます。
さらに、採光で明るい空間が実現することで、照明コストが浮き、節約にもつながります。

今回は、採光の基本からその重要性について考え、効率的な光の取り入れ方に注目していきたいと思います!
この記事を通じて、長野にお住まいの、または長野に住みたいと考えている皆さんに採光の可能性をお伝えし、より良いお家づくりの実現に役立てていただければと思います。

ー明るい家のメリット

先程冒頭でもお伝えしましたが、採光にはたくさんのメリットがあります!

メリット1.開放感が生まれる

採光がしっかりとれていて明るい部屋は、実際の間取りよりも広く見せてくれます。

なので、限られた空間でも採光を上手に設計することで、

家づくりの条件の中でも優先度の高い「広々とした空間」を感覚的に演出できる明るい家がおすすめされています。

メリット2.雰囲気がおしゃれになる

陽射しもインテリアと言われるように、おしゃれな家をつくるなら採光にもこだわることがポイントです。

おしゃれなインテリアがなくても、日光がよく入る明るい部屋はそれだけで雰囲気が変わります。

メリット3.健康的な生活を送れる

明るい部屋と暗い部屋では、明るい部屋の方が健康上良いとされています。

太陽光を浴びることで心を落ち着かせてくれるセロトニンという物質が分泌され、穏やかに生活を送れます。

骨を丈夫にする上で欠かせないビタミンDは自然光を浴びることで体内でつくられます。
つまり日光は、子どもが健康な発育・発達を遂げていくための重要な役割を担っているんです。

採光を左右する窓の基礎知識

ー窓の種類と特徴

窓の種類は非常に多く、設置場所もさまざまです。

ここでは、窓の種類とその特徴についてお話します。

・引き違い窓

ガラスが2枚ある窓で、左右に開閉するタイプのものを引き違い窓といいます。

開き具合を調整しやすく、全て取り外すことが可能なため、大きな家具などを窓を窓から入れることができます。

・上げ引き窓

ガラスが2枚あり、上下にずらして開けるタイプのものを上げ下げ窓と言います。

上げ下げ窓は、洋風のお家によく見られます。上下のスライドで、甘利大きく開かないため、防犯に役立つ窓です。

・すべり出し窓

ハンドルや取っ手を掴んで回し、外側に押し出したり、手前に引いたりして開けるタイプの窓をすべり出し窓といいます。

開放時に天候が悪くなっても、雨がすぐに入ってくることはありません。

・縦すべり窓

窓枠の上下に溝がついており、その溝に合わせて戸を押し出すタイプが縦すべり出し窓です。外気を室内に取り込みやすい構造になっています。そのため、効率的な換気が可能。

・横すべりだし窓

窓枠の左右に溝がついており、その溝に合わせて窓を回転させたタイプが横すべりだし窓です。

・掃き出し窓

掃き出し窓は、天井から床まである大きな窓のことです。ベランダや庭に面している場所に設けられることが多く、直接出入りが可能です。

大きい窓のため、開放感があるだけでなく、採光性や通気性が高いです。

・フルオープン窓

フルオープン窓は、開く部分が非常に大き窓のことです。フルオープン窓の中には種類がいくつかあり、引き込むタイプや両側に折れるタイプなどに分かれています。

・スリット窓

スリット窓とは細長い窓のことを指します。縦長と横長があり、いくつか並べてデザイン性を出すことで使用されることが多い窓です。縦長のスリット窓は天井が高くみえ、横長のスリット窓は設置場所によって、再構成や換気機能が高まります。

・はめ殺し窓(FIX窓)

はめ殺し窓(FIX窓)とは、窓枠とガラスが固定され、開閉できない窓のことを指します。外気を入れることはできませんが、採光や見晴らしをよくするのが目的の窓です。

・出窓

外側に出っ張った形になるように設置された窓のことを出窓といいます。室内側はカウンターになっていることがほとんどです。奥行きが出て部屋が広く見えたり、カウンター部分にものを置いたりできます。

・オーニング窓

複数の小窓で構成された、冊子がついている窓のことをオーニング窓といいます。ハンドル操作で開閉ができる窓です。角度によって風の入り方を調整することができ、機密性や防犯性が高いメリットがあります。

ー窓の大きさと採光の関係

窓の大きさは採光量に直接影響し、家の明るさに大きく関わります。

大きな窓ほど多くの光を取り込むことができますが、同じ面積の窓なら、複数の小さな窓に分けた方が明るさが分散されるので、そういったひと工夫も良いかもしれません。南向きの窓は冬場に多くの光を取り込むことができますが、夏場には過剰な熱をもたらす危険がある為、窓の配置は太陽の位置、周囲の建物や自然環境も考慮することが大切です。

ー窓ガラスの種類

窓ガラスの種類もさまざまな物があり、窓の場所や役割によって使い分けられています。

まずは窓ガラスにはどんな種類があるか、大まかな種類をご紹介したいと思います。

・フロートガラス

最も一般的な透明な窓ガラスです。

採光性や透視性がよくスタンダードな窓ガラスなため、各会社にも在庫がたくさんあるので、万が一割れてしまったりしても交換がスムーズ。

さらに他のガラスに比べてローコストなのもメリットです!

・型板ガラス

片面に肩模様をつけたものが型板ガラスです。透明ガラスとほぼ変わらない可視光透過率で、光を通しながらかすみがらの凹凸が光を反射することで、視線を遮ることが可能。脱衣室やトイレなど外からの視線が気になる箇所の窓によく使われます。

・フロストガラス

ガラスの表面をサンドブラストし、きめ細やかに仕上げたガラスです。爽やかな淡い光を拡散しながら、視線を遮ります。また、優れた意匠性で空間に上質な印象をもたらしてくれます。型ガラスよりも目隠し効果は上がりますが、価格もフロストガラスのほうが上がります。

・網入りガラス

網入りガラスとは、ガラスの中にワイヤーを入れて、防火・耐火性を極めたガラスのことです。都市計画法で防火地域、準防火地域に指定されている地域の建物にはこのガラスを使います。火災などのによる熱に一定時間以上耐え、ガラスが割れてしまった際もガラス破片がワイヤーに引っかかって残るため、火の侵入を防ぐ効果がこの窓にはあります。

・強化ガラス

強化ガラスとは、板ガラスを加熱加工し、ガラス表面に空気の圧縮層を持たせて強度を高めたガラスです。通常の板ガラスの3~5倍の衝撃や荷重、風圧などにも耐えられ、耐熱性も数倍になります。

万が一割れてしまった場合も、ガラスの破片はバラバラの細かい粒状になり、通常のガラスよりも怪我をしにくいといった特徴を持っています。

・ペアガラス

2枚のガラスを組み合わせ、間に空気やガスの層をつくることによって防音や断熱、防音効果を持ち合わせたガラスです。空気の層を挟んだ防音ガラス、特殊フィルムを挟んで割れにくくした防犯ガラスのほか、特殊な金属膜を挟んで遮熱、耐熱性を高めたLow-E複層ガラス、ガラスとガラスの間を真空層にして遮熱、耐熱性を高めた真空ガラスなどがあります。

寒冷地の家では、断熱性能を高めたLow-E複層ガラスを用いる住宅が多く、さらに断熱性能を高めているトリプルガラスの採用も増えてきています。

採光を最大化するアイディアとは?

『カーテンを閉めなくても良い窓』

明るいお家を建てたいとなった時、

南側に大きな窓をつけることが多いですが、

南側だとやっぱり、道路の前でお家の中が丸見えになってしまいがち。

結局カーテンしめっぱなしの生活になってしまい、後悔・・・

さらにリビングだけが明るくても他の部屋が暗くては、意味がないですよね。

そんな時はFIX窓をつけるのをお勧めします!

高い位置につけることで、

通行人の視線を気にしなくても良いカーテンいらずの窓を実現。

さらに高い位置につけることで、自然光が入り明るい家に!

『北側にも窓をつける』

実際、光がそんなにいらない水回りが北側に来ることが多いため

北側には窓はいらないという人が多いイメージですが

北側にもFIX窓を付けることで、お家全体を明るくすることができます✨

あまり光が入って来ないイメージがある北側ですが、

直射日光は入って来ないものの、

実は季節問わず安定した光が入ってくるのが北側なんです✨

なので北側に窓を付けることにより、空間がパッと明るなります!

玄関にFIX窓を付けるのもおすすめです◎

『窓からの熱に対する工夫』

お家を明るくしようとした時、ほとんどの人が

南側にたくさん窓があれば良いと思いがちですが

それは半分正解で半分間違いです!

夏の場合、南側に窓がいっぱいあると光が入りすぎて

熱くなってしまいます。

そんな時に大切なのが、「軒」になってきます。

日本は、夏至・冬至など季節の変わり目があります。

夏は太陽の角度が約78度まで上がり、

冬は約31度まで下がります。

そこで、軒を1m出すことによって、

夏は光が入りすぎないよに、

冬は光が奥まで届くようにすることが可能に✨

そこが快適にというポイントに大きく繋がってきます!

(太陽の入射角度は地理により若干日本中で変わってきますが、

そんなに大した差はない為、基本的には1mの軒がベスト)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

広々とした敷地で、近隣に家が全くない、という恵まれた環境の場合は問題ありませんが、そうはいかないのが現実。
どんなところで家づくりをするにも、採光計画をあきらめる必要はありません。
限られた条件の中で、少しでも光を採り入れるにはどうしたらよいのか。
それには、採光設計を成功させるために、お家のプロに相談するのが一番です。KUMAKI。でも長野でのお家づくりの相談会を随時受け付けています🎵

ぜひ遊びにきてください!

気になる方はKUMAKI。(熊木住建)HPをチェック♡

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